5.丹桂
作詞:清水悠
作曲:清水悠
丹桂--金木犀
自転車でゆきましょう 心地よい風が頬に
じてんしゃでゆきましょう ここちよいかぜがほおに
jitensha de yuki mashou kokochi yoi kaze ga hoo ni
人ごみの電車よりも 汗をかいてまでも楽しめよ
ひとごみのでんしゃよりも あせをかいてまでもたのしめよ
hito gomi no densha yorimo ase wo kaite mademo tanoshime yo
立ち乗りをして 空に近い空気を吸えば気も晴れる
たちのりをして そらにちかいくうきをすえばきもはれる
tachi nori wo shite sora ni chikai kuuki wo sue ba kimo hare ru
この坂をこえればすぐ あの頃へ戻れるような
このさかをこえればすぐ あのころへもどれるような
kono saka wo koe reba sugu ano koro he modore ru you na
あの日 あの道は 忘れない
あのひ あのみちは わすれない
ano hi ano michi wa wasure nai
オレンジの愛でいっぱい
オレンジのあいでいっぱい
orenji no ai de ippai
二人の秘密は絶対
ふたりのひみつはぜったい
futari no himitsu wa zettai
時を戻すひとつのカギ
ときをもどすひとつのカギ
toki wo modosu hitotsu no kagi
帽子につめた金木犀
ぼうしにつめたきんもくせい
boushi ni tsumeta kinmokusei
匂いと化して私を呼び戻す
においとかしてわたしをよびもどす
nioi to kashite watashi wo yobi modosu
他愛もないあの日の想い出は
たあいもないあのひのおもいでは
taai mo nai ano hi no omoi de wa
甘い匂いの秋模様
あまいにおいのあきもよう
amai nioi no aki moyou
覚えきれない想い出を二等分してあげましょう
おぼえきれないおもいでをにとうぶんしてあげましょう
oboe kirenai omoi de wo ni toubun shite age mashou
あの日の君はこの私に あの夜の星は君にあげる
あのひのきみはこのわたしに あのよるのほしはきみにあげる
ano hi no kimi wa kono watashi ni ano yoru no hoshi wa kimi ni
ageru
すねたりしないで ひとつひとつ思い出すように話そうよ
すねたりしないで ひとつひとつおもいだすようにはなそうよ
sune tari shinai de hitotsu hitotsu omoi dasu you ni hanasou yo
ひとつの声も漏らさぬよう もっと近くでお話してよ
ひとつのこえももらさぬよう もっとちかくでおはなしてよ
hitotsu no koe mo morasanu you motto chikaku de o hanashite yo
何から話せばいいのだろう
なにからはなせばいいのだろう
nani kara hanase ba ii no darou
膨らむ気持でいっぱい
ふくらむきもちでいっぱい
fukuramu kimochi de ippai
二人の秘密は絶対
ふたりのひみつはぜったい
futari no himitsu wa zettai
からめた小指で守るから
からめたこゆびでまもるから
karameta koyubi de mamoru kara
また動き出すあの時計
またうごきだすあのとけい
mata ugoki dasu ano tokei
花びらが針を狂わす 時間さえも
はなびらがはりをくるわす ときさえも
hanabira ga hari wo kuruwasu toki saemo
散らないでと願ったあの頃に
ちらないでとねがったあのころに
chiranai deto negatta ano koro ni
甘い匂いの秋模様
あまいにおいのあきもよう
amai nioi no aki moyou
そんな風が吹いたから
そんなかぜがふいたから
sonna kaze ga fuita kara
ごめんね 思い出すわ
ごめんね おもいだすわ
gomenne omoi dasu wa
私がまだ持ってるのは終わりのない優しさだけ
わたしがまだもってるのはおわりのないやさしさだけ
watashi ga mada motte ru no wa owari no nai yasashisa dake
帽子につめた金木犀
ぼうしにつめたきんもくせい
boushi ni tsumeta kinmokusei
匂いと化して私を呼び戻す
においとかしてわたしをよびもどす
nioi to kashite watashi wo yobi modosu
他愛もないあの日の思いでを
たあいもないあのひのおもいでを
taai mo nai ano hi no omoi de wo
紅の空に散りばめた
くれないのそらにちりばめた
kurenai no sora ni chiribame ta
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